アンクルモールZ(TCZφ250~500)
偏圧破砕型環流式掘進システム

アンクルモール工法は、軟弱地盤や崩壊性の砂礫層はもちろん、滞水砂礫層やN値50以上の固結粘土まで、あらゆる土質に対応するために開発された工法です。
新型掘進機アンクルモールZには、このような従来からの特性の上に、さらに高水準の機能が プラスされています。
アンクルモールZの新機能
※掘進機は4分割可能
掘進機は到達立坑で4分割でき、2号人孔(TCZ250,300)、3号人孔(TCZ350~500)に到達・回収可能です。
掘進機の再組立は、現場で可能です。
機内バイパス弁が標準仕様に
TCZ250,300の掘進機にも機内バイパス弁を標準仕様として装備。
排泥パイプ内の閉塞防止に有効で、段取り時間も短縮されます。
新開発の反射型方向誘導装置(RSG)を採用
レーザーの反射を利用した方向制御機構により、オペレータの操作が容易になりました。
アンクルモール工法の特長(RSG)を採用
1.掘進機、元押し装置、流体輸送設備、泥水処理設備等をシステム化。
2.掘進機は、礫、玉石を破砕して流体輸送。(最大礫径は推進管呼び径の約40%)
3.粘性土、砂質土、砂礫、玉石混じりの砂礫及び軟岩に対応。
4.1スパン100m以上の推進が可能。
5.掘進制御は、遠隔操作によるワンマン・コントロール方式。
6.モニターTVによる常時監視と方向制御→高い施工精度。
7.専用の元押し装置は、推進管1本分を連続推進。
8.デサンドマン(泥水処理装置)は高機能をコンパクトにまとめた省スペース型。